誰に訴求するのか?
その相手がどんな生活を送っているのか?
その生活の中で
何を考え
何を目標として生きているのか?
広告は常に消費者の「そば」に蔓延しているけれども
常に消費者の「そば」に立って創られているのかが問題ではないか?
広告制作に携わるモノたちが
自分が制作したモノを「作品」と捉えているのであれば
そこには大きな違和感を感じずにはいられない。
Yahoo Newsで
「CMの6割、視聴者の心に届かず…」という結果が報じられていた。
2008年4月から09年3月までの1年間に流されたテレビCM1万7765作品。
うち、約6割が視聴者の印象にほとんど残っていないことが調査結果で明らかになったとか。
その中には、一つの商品のCMに最大3億円以上を費やした企業が3社。
年間に最大で905回流していた企業もあったとか。
民間調査会社「CM総合研究所」関根建男代表曰く
「名のあるタレントやクリエイターを使えば意識に残るというわけではない。
CMと販売には関連性があり、印象に残らないCMは企業に貢献せず、
日本経済のロスですらある」
同様のことを「宣伝会議」の特集でも見掛けた。
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福岡市制120周年ロゴに「物言い」ねじった手ぬぐいに水法被(はっぴ)姿。
福岡の夏を彩る博多祇園山笠をモチーフにした福岡市制施行120周年記念のロゴマークに
「博多の文化を正しく伝えていない」と“物言い”がついている。
デザインは市内の3社から寄せられた6デザインの中から選んだ。
テーマは「
山笠スタイル」。
舁き手の顔には数字の「120」で目鼻、
記念日を意味する英字で笑顔の口元を表現し、市は「元気な市民がイメージ。
市全体で祝賀ムードを盛り上げたい」と話す。
ところが、山笠関係者から市側に
「結び目が正面から見えるのはおかしい」との複数の指摘が寄せられた。
博多祇園山笠振興会長は
「結び目を後ろにするのは後ろからのけがを防ぐ目的も。
結び目をどの位置にするかは“粋”の範ちゅうだが、前に来ることはない。」
と断言。
「発表済みで、もう描き直せない」。市側は困惑顔だが……。
(Yahoo News 引用)
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コロンビア・メデリン市の小高い丘の上に聳え立つ巨大な3つの岩山。
そんな風に見えるのは「
エスパーニャ図書館公園」。
この地区は市内でも低所得者が多く居住するエリアであり
麻薬取引や暴行事件などが多発する治安の悪い場所だったとか。
その改善策として都市再生プロジェクトが計画され
「図書館公園」構想のひとつとして実現したのだとか。
3つの岩山は、図書館・職業訓練所・公会堂・事務室の4つの施設で構成され、
各施設は広場で繋がっており、
それぞれの利用者が自由に行き来することで交流がはかれるのだそうだ。
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福岡ではGWの祭りとして、明日からの3~4の2日間
「
博多どんたく」が開催されます。
地元の人間としては正直あまり見物に行く機会もありませんが
動員数は200万人を越え、この時期では国内最大級のお祭りにもあげられております。
今年、僕らは、某マンションデベロッパーの依頼を受け
この「どんたく」に
イベントブースを構えることとなっております。
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厚生労働省は5月1日に発表した
余りにも無責任な国民年金に関する試算
実質経済成長率が今後長期にわたってマイナス1%前後で推移すれば
国民年金の積立金は
2031年度に「年金給付の財源が底をつき
破綻する」というもの。
試算では、物価上昇率、名目賃金上昇率、積立金の名目運用利回りが、
今後それぞれ過去10年間の実績値の平均(マイナス0・2%、マイナス0・7%、1・5%)のまま推移し、
実質経済成長率がマイナス1・2%の状態が続くと想定
ありえない話ではなく、実際に現実味を増しつつある気がするのは僕だけではないはず。
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どんな時事・事案に対しても
「危機管理」を心構えとして持つこと
これは僕ら広告に携わる者、つまり様々な企業との取引に携わる者として
持っておくべき習慣だと思う。
事態を予測・想定することで
突発の被害が生じてもそれを
回避する手段を予め講じておくことも出来るし
様々なクライアントに対し、
回避策を提案することも出来るからだ。
場合によっては
「攻め手」を生み出すこともできる。
「この件は自分には関係ない」
とタカをくくっていると、事実、意外な影響を受けることもあるのでご注意を。
例えば、今回の
「豚インフルエンザ」の問題。
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メインキャラクター「SMAP草ナギ」の代役として
民放協会が出してきた新キャラクター「
地デジカ」
「ゆるキャラ性を全面に出した」というその姿には
「
二度目のスキャンダルは許されない」という
総務省からの無言(?)の圧力を感じさせなくもなく
そのユルいキャラの内側に政治性を醸し出されることへの恐れすら感じます。
さて、発表されたものは仕方ないとして
今後の
「地デジ普及推進」の為の「広報戦略」
ここに携わるクリエイターの力量は問われる事態でしょう。
とりわけ、あの「地デジカ」を使ってどんなCMを展開するのか?
非常に興味が沸きます。
予測されるのは.........
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景気低迷が叫ばれ始めた昨年秋より
ネットユーザーの動向が変化していることにお気付きの方も多いはず。
ネットユーザーにおけるインターネット利用目的のおよそ7割が
「自分が欲しい情報を探すために利用する」=
「検索行動」といわれる中
「・・・・・の原因」
「・・・・・の方法」
「・・・・・の事例」
などなど、商品を購入することを目的とすると言うよりも
「自分で何とかするために」という
つまり
「自己解決」方法を模索する動きに転じていると言える。
このネットユーザーにおける行動心理の表れの一つが..........
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福岡は北天神に本店を構え九州エリアにおける紳士服専門店として
店舗展開をしてきた「フ◎タ」
バブル時をピークに少子高齢化の煽りを受け
顧客実数が減少傾向に入った紳士服業界において
ショッピングモールやブランドショップ等におけるスーツ販売にも圧され
中央政権の「コナカ」と手を組むことで九州における地位を死守してきた感が否めない。
業界ライバルでもある「AOKI」「はるやま」「青山」などとのシノギ合いにおいて
致し方のない戦略だったともいえるだろう。
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先日Yahooでも紹介されていた6社共同サイト
「
Quality Life 2009」
皆さんもご存知かと思います。
日産自動車、アサヒビール、資生堂、ANA、NEC、ネスレ日本
業界を越えた6社が
「
新たな共同プロモーションや顧客とのコミュニケーションを行う」ことを目的として
3月31日までの限定でキャンペーン行う「キャンペーンサイト」
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